コロンビア人女性アーティストからのお礼の手紙

昨年春、コロンビア政府のCovid-19対策「国際便発着禁止令」によって多くのコロンビア人旅行者・留学生が日本に足止めとなりました。予定外の滞在延長によって経済的困難に陥る者多数との大使館情報に接して当協会も広く寄付金を募って支援の一端を担いましたが、その中に文化交流目的で山梨県・富士河口湖町に滞在していた女性アーティストTeresa Curreaさんがおられました。その後甲府に拠点を移したTeresaさんは同市民からの温かい支援にも恵まれて創作活動を継続、返礼に壁画を同市に寄贈するなど交流を深められましたが、今般無事帰国できたのも困難を極めた当初の段階でお世話になった協会のお蔭として以下の通り写真を添えて深甚なるお礼のメッセージを寄せられました。

【AACJホームページ掲載によせて―Teresa女史メッセージ 2021年5月7日】

 

小倉百人一首・新スペイン語訳Online出版について

メデジン在住の大学教授Juan Felipe Arroyaveさん(Profesor de Universidad Pontificia Bolivariana de Medellín)がこの度小倉百人一首の新スペイン語訳を完成し、Hispano世界のできるだけ多くの方にこの日本の古典に接していただきたいとして、Onlineで無償公開されましたのでご案内します(下記URLをクリックしてお読みください)。

https://www.padelfordpress.com/cien-poetas-cien-poemas

同氏は留学中の昨年、Covid-19に伴うコロンビア政府の国際便規制によって帰国困難となり日本に足止めされたコロンビア人旅行者・留学生約60名の中の一人でした。内30数名が生活費にもこと欠く危機的状況下にあるとの大使館情報に接し、当友好協会が義援金を募って経済的支援を行った対象者で、延長された日本滞在中に取組み中のスペイン語訳が完成できたことを心から喜び、以下のメッセージを寄せられました。(下記をクリックしてお読みください)

【AACJホームページ掲載に寄せて―Arroyave氏メッセージ 2021年2月23日】

写真投稿―ボゴタ市内のコロナ感染対策について

新型コロナ感染拡大が止まないボゴタ市内の感染対策状況について、当協会会員の飯塚淳氏(JST―国立研究法人 科学技術振興機構勤務)より、ご夫人グロリア・バリガ・モンロイさん撮影のコロナ対策実例写真が投稿されました。

グロリアさんはボゴタ市出身のソーシャルワーカーで、一時帰省中の昨年12月に、市内のショッピングセンターや商店における対策の実例を写真に納められました。写真の詳細説明については下記日西語の説明文をクリックしてお読みください

【ボゴタ市内でのコロナ感染対策のご紹介 2021年1月31日】

【Informe Covid-19 en Bogotá. 30-enero-2021】

 

 

サンティアゴ・パルド駐日コロンビア大使の講演会

去る12月15日(火)15:00-16:30、パルド駐日コロンビア大使による講演会“イバン・ドゥケ・マルケス政権の政策総括”をオンラインで開催しました。大使よりはドゥケ大統領が就任して27ヶ月、その主要な政策≪①新型コロナウィルス対策、②和平政策、③経済政策、④国際関係と外交政策、⑤今後の展望―日本との二国間関係》等について詳細にご講演いただき、その後活発な質疑応答がありました。

例年ならば日本コロンビア友好協会の会員を一夕公邸にお招きいただいて大使主催の年末懇親レセプションとなる所、今回は東京都によるコロナ対策(3密回避、集会自粛要請)のためこれを見送り、代わって協会主催のオンライン大使講演会を開催。元駐コロンビア日本大使の皆さまを含む個人・法人の会員が多数参加しました。