コロナ禍のため開催が1年延期された協会設立10周年記念レセプションは、2023年9月1日(金)夕刻、コロンビア大使公邸に日コ両国の会員、大使館員、招待客等約110名が集い、熱気と笑顔にあふれる中、盛大にスタートしました。
式典はまずアンヘラ・ドウラン臨時代理大使から2012年設立以来の協会の諸々の活動、協力、支援に深甚なる謝意表明、そして両国の友好の絆を更に深めていきたいとのご挨拶があり、続いて寺澤辰麿協会会長より、設立経緯の説明、そして趣意が着実に果たされ、両国の親善関係の増進、相互理解の促進に寄与してきたこと、更に今後の更なる発展に向けての取り組み強化のお話がありました。
その後、協会の生みの親でもある発起人、パトリシア・カルデナス元駐日コロンビア大使よりビデオメッセージの披露。あいにく来日叶わなかった同氏よりは、設立時に描いたビジョンを実現してきた関係者への賛辞とともに、今後の未来に追い風のある航海、更なる成功への祈念表明がありました。
そして、いよいよ乾杯へ。ご発声は日本コロンビア友好議員連盟会長、山口俊一先生が行われ、2022年8月総理特使としてコロンビア訪問時ペトロ大統領との意見交換のお話、そしてコロンビアとの友好親善関係強化に向けての意欲的な姿勢を示されました。
乾杯と同時にプロの楽団Sebastian Buitragoによるコロンビア音楽の生演奏が始まると共に、エンパナーダやアレパなど懐かしいコロンビア料理の提供もあり、会場は一気にラテンの雰囲気。同公邸パーティでは前例のない生ビール、お寿司も用意され、大いに好評を博しました。
賑やかな歓談が続いた後、ダンスミュージックも始まり、情熱的に踊る方々も登場。多くの参加者が心躍るひと時を過ごしました。
新型コロナウィルスでの社会停滞から約3年半、ペントアップの影響もあり大いに盛り上がりをみせる中、今後、会員同士でより一層交流していこうとする余韻を残しつつ、本レセプションはお開きとなりました。